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なんでもありっさブログ

見る・聴く・食べる・歌う、なんでもかんでも!

くしゃみがディンドン。

駅のホームに立っていたら、後ろにいたおじさまが『くしゃみ5連発』をしていた。3回以上くしゃみが出ているのを聞くと無条件で笑えてくるのは私だけだろうか。

 

辺りを見回せばマスクをしている人だらけだ。

 

かく言う私もマスクをしている。最近、喉が痛く鼻がグズグズしているからだ。そしてくしゃみも出る。

 

風邪なのか花粉なのかわからないが、週明けで早めに病院へ行かなくてはと思っている。今月はライブも控えているしね(2.17.WED 吉祥寺Stringsにてライブするよ

 

 

先週、パソコンでいろんな曲を漁りながら聴いていたら、なんとも可愛らしい曲に出会った。

 

If I Were a Bell

もしも私が鐘ならば

 

「鐘」と書いてしまうとどうしても「除夜」の感じが出てしまうから、「ベル」とカタカナで表記するほうが合っているかもしれない。

 

そう「もし私がベルだったなら、、、」どうなる?

 

                     *

 

ねぇ私が今どんな気持ちか聞いて!

こんなふうに仲良く寄り添って抱きあってると、もし私がベルならば鳴りっぱなしだわ!(ディンドン ディンドン)

 

                    *

 

 

簡単に歌の内容を書いてみたが、おわかりだろうか。主人公は、恋に落ちたての女性なのだ。

 

もしランプだったら…

もし旗だったら…

もし扉だったら…

 

ピカピカ

パタパタ

バッタバッタ!

 

なんと落ち着きのない状態だろうか。初めて恋に落ちるとこんな気持ちだっただろうか…(遠い目をして向こうを眺めながら考えてみる)

 

うーん。あー。小学生の頃、気になる男子に突然「呼び捨て」にされた時は、胸がディンドンと鳴ったような気がする。(なんだか、歌の内容よりもリアルなので恥ずかしい笑)

 

最終的にこの歌は

『もし私がサラダだったら、、、 ドレッシングを跳ね飛ばしてるわ!』とまでエスカレートしてゆく。

 

お転婆にもほどがあるが(笑)

なんとも微笑ましく可愛らしい。

 

 

たまたま私はBlossom Dearieが歌うver.を耳にしたのだが、元々は誰が歌っているのだろうと遡ることにしてみた。

JAZZ音楽は映画やミュージカルが元となっているものが多い。この曲もそうだった。1955年のアメリカ映画『野郎どもと女たち(Guys and Dolls)』の挿入歌。当時大人気だったミュージカルを映画化したものだけあって、歌がとにかくたくさん出てくる。
 
タイトルが奇妙だし、フランク・シナトラが主演だし、ジャケットにも惹かれたし…せっかくなのでAmazonさんでポチっとして買って観てみることにした。
 
 
届いたのがこちら。
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なんと仲睦まじい雰囲気。
 
普通この年代の映画のジャケットって、男と女が見つめあってる様子とかメインの俳優が1人で写っているものが主流ではなかろうか。
 
それなのに
 
なんだろう。この大人数(笑)
 
おまけに腕まで組んでる!!!!
 
 
まぁ表紙いじりはこのくらいにして。早速観てみることにした。
 

《あらすじ》はこうだ。

舞台は1920年代のニューヨーク下町。NYいちのサイコロ賭博師ネイサン(フランク・シナトラ)はラスベガスから一儲けして帰ったばかりの賭博師スカイ(マーロン・ブランド)に賭けをしかける。「女は皆同じ、俺の口説きに落ちない女はいない!」と自信たっぷりのスカイだが、その賭けは『救世軍』の堅物美人軍曹サラをデートに誘い出せというものだった…。
 
 
 
救世軍というのはキリスト教プロテスタントの教派団体で、軍隊を模した組織をとって行う活動をしている。(映画の中でもサラは伝道活動をする軍曹と呼ばれている)
賭博や飲酒する者を罪人として考えるため、そのサラを落とすのは至難の技が必要ということだ。
 
 
まぁうっすらお気づきかと思うが、さっきの「If I Were a Bell(もし私がベルならば)」の挿入歌をうたっているのはこのサラなのだ。つまり、いけない恋に   落ちちゃうのだ。なんともひゃっほーな流れ。
 
 
しかも!
 
お相手のイケメン賭博師スカイも、賭けのために口説いていた女に どういうわけかハマってしまい(!!)堅気に戻ることまで誓っちゃう、なんともハードボイルドな物語が展開される。
 
 
普段はお酒を禁じているサラがハバナへスカイとデートへ行った際、バカルディ入りのミルク?をしこたま飲んだせいで酔っ払ってぐでんぐでんになり、それがきっかけで飲み屋が乱闘騒ぎになる。その場から逃げ出し、公園の噴水に顔を突っ込んで髪の毛が水浸しになったところで
 
そう!あの歌を サラが歌い始めるのだ!!ディンドン、ディンドンと!!!
 
もっとキュートに可愛らしく歌うのかと思いきや、酔っ払った状態で かなりの大声でブンブンと歌うのだ。


店中を破壊しておいてディンドン、ディンドンとなんと陽気な!!!!!!!!
 
と思わずにはいられないのだが、恋する2人にとっちゃぁ関係ないわけだ。なんだかハチャメチャでいいもんを観た気がした。
 
 
 
 
と、ここまで話しているとフランク・シナトラ演じるネイサンが全く出てこないのだが、割愛しているだけでこちらにもちゃんとエピソードがある。
 
ネイサンには婚約して14年の彼女、ナイトクラブの踊り子 アデレードがいる。
 
彼女は彼が賭博から足を洗い一刻も早く結婚したくてたまらないのだが、賭博の蜜をすったネイサンはいっこうにやめる気配がない。
 
(婚約して14年っていつまで待たせるのだろう…というか14年も待たせてるってことは、貴方たち何歳の設定なのだろう!?)
 
30代?40代?いろいろ疑問がわくような無茶苦茶な設定がとってもユーモラスだ。
 
おまけにその踊り子の彼女アデレードは、慢性的なくしゃみなどのアレルギー症状に悩まされている。
 
 
「お医者さまに言われたの。精神的なストレスによるものかもって」
 
 
結婚したくてたまらないアデレード。話がうまくいき始めると途端にくしゃみが止み、またふりだしに戻るとくしゃみが止まらない(笑)
 
 
可愛らしいようで、なんだか深く頷けるそんな気持ちになった私だった。
 
環境の変化と人間関係のストレスで、足に発疹が出まくったあの日を思い出しながら。。。
 
 
 
精神面によるアレルギーか。
 
 
日本のこの電車の中でマスクをする人の中にも、何人かそういう人がいるかもしれない。
 
 
 
ディンドン ディンドン
 
ベルが鳴る。