あっという間に3月、桜月。
どのシーズンも食欲にまみれています、かのーです。
ランチが毎日の楽しみというのはOLらしくて好きです。実際に私OLですからね。笑
本日もひょこひょこと浜松町・大門に繰り出します。ランチの嬉しいところは、ディナーで行くとそこそこ値がするイタリアンやフレンチ、お鮨でも、ランチだとお手頃価格で食べられるところ。時間やお財布に余裕がないときはお弁当などを買いますが、いろいろモヤモヤしたりお腹がとにかくペコペコのときは思い切ってそういう店に入ります。
今日はビストロへ。
厚切り豚肉や鶏肉などの煮込み料理・グリルなどを、量の割にお安くいただけるので気に入ってます。そこで「鶏モモ肉のポワレ マッシュポテト添え」を注文し待っていました。
あなたは一人でご飯を食べに行ったとき、注文したものが出てくるまで何をして待っていますか?
本を読んでいる?
スマホを見ている?
私は、メニューを読んで待っています。
食べるものは意外と即決タイプなので、メニューを開いたらパッ!と直感で頼んでしまうためです。(目が合う感覚で)
ですから、頼んだものが出てくるまでじっくりメニューを読んで待っています。楽しいものですよ。今日訪れた店はメニューボードが手書きタイプでした。
ランチメニューは3種類しかないので、ディナーメニューを見ながら、この店の夜の様子を想像します。
ははーん。このおつまみならワインかな。などと勝手に妄想は広がってゆきます。(まだお昼なんだけどね)
今日のビストロは、カウンターに座るわたしの頭上にメニューが掲げられていました。顔をめいっぱい上げてメニューの羅列を目で読み上げます。
【原木 生ハム】
ん?原木?原木 生ハムってなんだ。
いや、私が近視眼なだけか?「厚木 生ハム」の見間違いか?厚木産の生ハム??
「原」と「厚」の微妙な違いが、視力の低下で判断できない。
しかたがないのでスマートホンで「厚木 生ハム」と検索してみるも、ヒットせず。「原木 生ハム」と検索すると出てくるではありませんか。
生ハムの足の写真が!!!
生ハム原木とは
一般的(かつ本来的)なハムと同様に、骨付きの豚もも肉を薫製加工し生ハムであるが、スライスはせずに骨付きの肉塊の状態で販売されているもの。骨付きハム。豚の足の形がそのまま残っている。こそぎ落とすようにして少しずつ食べる方法が、生ハム原木の一般的な食べ方といえる。(weblio辞書)
これこれ!
なるほど。あのスライスして食べる豚のもも肉一本は原木と表現するのか。
木じゃないのに、なんだか木に思えてくる不思議な気持ちでした。
カウンターでは、両隣のサラリーマンが読書とスマホで下を向き、真ん中の私はメニューに目を細め、上を向いていました。ガラス越しの調理場のコックさんが不思議そうに私を見ていました。
読みかけの本やスマホアプリでゲームもいいけれど、リアルな世界を眺めるのも、とても楽しい。
今とても原木しいたけを栽培してみたい。