ふと目が覚めると、夜明け前。 うすいカーテンの向こうはまだ暗くて、少し開けた窓からはまだ夜のにおいがする。 こんなときはだいたいみんな残念な気持ちになるのだけれど、私はちがう。特別な時間が始まるから。 うちのひとが起きないように、パジャマの上…
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