先日、ご飯を食べている時、口の中を誤って噛んでしまい見事に口内炎になってしまいました。
右下唇裏付近にポチっ。
ご飯食べててもポチっ。
お酒飲んでてもポチっ。
ニュースを読んでてもポチっ。
いつもないものがそこにあるととても不便な毎日ですが、普段の視点からちょっとずらされるので面白いことが起きます。
ポチっを気にしながら咀嚼することで、食べ物の特徴(食感とか味とか)をより考えるようになったり
ポチっがあるから発音しにくい言葉に出会って口をより動かしたり
ポチっ以外いつもと変わらない毎日が、ちょっとおもしろいです。
この間、お友達の若き映画監督から「ラジオ」に関して相談があると連絡がきたので少しお話ししてきました。
ラジオの仕事に関わってまだ6,7年の浅いわたしで大丈夫かしらと思いながら向かうと、ラジオ局のお仕事の話というよりも「ラジオ好きの人の感覚」のお話でした。
「なんでラジオを聴き始めたの?」
「ラジオを聴くきっかけはなんだったの?」
改めてそんなことを聞かれたので
ふと自分の女子校時代を思い出してしまいました。
『女子校で生き抜く術?なのかなんなのか、学校ではどこのグループに所属するわけでもなく、わりといつもひょうきんで、目立った悪いことはせず【なんちゃっていい子】してきたかなー」
どこか、ヒトに「本音の本音が吐けないわたし」だったから、ラジオが好きだったのかもしれない。
ラジオの程よい距離感と、日頃言えないことをメールして送るあの感じ(たまーにリアクションが返ってくると嬉しい)が、自分だけの秘密の小箱のような、箱を開けると別の世界が広がるあの感じが好きだったのかもしれない。
今の時代、Twitterとかfacebookとか、SNSでなんでも思ってることをつぶやけちゃうけど、
わたしのときは、行き場のない思いはラジオに聞いてもらっていたなぁ〜
備忘録として、ここにメモ。である。
ラジオは新しい時代、どんな存在になってゆくのか楽しみである。
銀座 風月堂
セーラームーンみたいな羊羹を満月の日に。