飲み込むまでに時間がかかることはたまにある。
何もそれは辛いことばかりではない。
たとえば、
勢いがありすぎて あっと言う間に終わってしまったことや、楽しかったこと。
または、
まだまだ自分の中で事が続いていて、終わっていないような気持ちのとき。
気がついたら1カ月くらい 時が過ぎていたことはたまにある。
今回の場合も、そうである。
あら、もう3月じゃないですか。
2月は逃げるっていうけど、本当ね〜
あっははっは〜〜
ってそんな呑気なことを言っている場合ではない。
2月16日 中目黒蔦屋書店で
【ぶんがく と おんがく の交差点】というイベントを行った。
ショートショート作家 田丸雅智さんのお話を加納が朗読し、それを聴きながらピアニストの永田ジョージさんが音を奏でる。
即興朗読。
ナマモノだなぁ〜〜
ピアノや声だけじゃなく
電車の音や中目黒を闊歩する人の笑い声、さまざまなモノが混ざり合う
そんな【セッション】をお届けできたかと、思っている。
私とジョージのライブでも、この即興朗読を何度かしてきたけど、
場所が変われば
人が変われば
時が変われば
すべてが新しくて 別のものになる。
そう考えると、同じものなんてこの世にはないのかもしれない。
田丸さんの書くお話も、
あなたがどんな心境で
どんな環境で読むかによって
感じ方が変わるかもしれない。
今日、ジョージと次回のライブの打ち合わせをした時、昔観た懐かしいドラマのはなしになった。
あのときは「KinKi Kidsかっこいいー!」という思いしかなかったかもしれないけど、今改めてあのドラマを観たらどんな気持ちになるだろう...
こうやって人生は巡っていくのだなぁ
と思ったら、
頭の中で『人生のメリーゴーランド』が流れた。
ハウルの動く城も、久々観たいなぁ。