なんでもありっさブログ

見る・聴く・食べる・歌う、なんでもかんでも!

ただいまを言いに行こう。

林家たい平師匠から

お母様がお父様のもとへと行ってしまったと連絡をもらいました。

https://ameblo.jp/tai-hey/entry-12639956927.html

 

私のことも家族みたいに接してくれた優しいお母さんでした。

 

番組の取材で初めてお家に伺ったとき、帰り際「お邪魔しました〜」と言ったら

『ここんちに来た人はみんな家族だからね!「いってきます」って言って出ていくんだよ。また来た時は「ただいまー!」だからね!』とお母さんは言ってくれました。

 

秩父のたい焼き屋さん(ははそ)まで手をつないで向かったあの日が忘れられません。

力強くて温かい手だったなぁ。

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ディレクターの川船さんと帰りのレッドアローに乗って出発を待っていたら、突如お母さんが車内に現れて「これ持ってきな」とたくさんの駄菓子をくれたのにも驚きました。電車の中まで見送りに来てくれてるんだもん!愛で溢れていました。

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初対面だったのに、久しぶりに親戚に会ったような温かい気持ちになりました。

 

秩父夜祭でお家に寄ったときは、帰りのレッドアローに乗り遅れそうで急いで家を出たのに

「はい!これ!帰りの電車で食べな!」とおつまみゲソをそのまま私のカバンの中にねじ込んでくれました(笑)

 

12月で寒くて手がかじかんでいたけど、武甲正宗のカップ酒(熱燗)を飲みながら裸のおつまみゲソをかじって帰ったのもいい思い出です。

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秩父へ公演で訪れたときも、せっかく来たんだからお母さんに挨拶していかなきゃと、連絡なしに突如お邪魔しても嫌な顔ひとつせずに「あがってお茶飲んでいって」と迎えてくれました。

 

ちょっとのはずが2時間くらい居座ってしまって、「ほらこれ秩父名物だから食べてきな!」とイチゴとバナナを出してくれたのも楽しかったなぁ。バナナは絶対秩父名物じゃないと思うけど(笑)あそこで食べると特別な味がしました。

 

見ず知らずのわたしを

家族のように、娘のように迎えてくれた

やさしくてユーモアにあふれたお母さん。

だいすきです。

 

 

「さよなら」の言葉は似合わないから、

コロナが落ち着いたら秩父へ会いに行って

お母さんに届くように大きな声で

「ただいま」と言おう。