ついこの前、体力の有り余る2歳児と公園で遊んでいた時のこと。
いつもは0歳児を抱っこ紐で連れているため、一緒になって遊ぶことができないのだけれど、その日は珍しくノー抱っこ紐で身軽だったので、つい
「よぉおし!鉄棒見せちゃおうかな!」
と、言ってしまった。
何を隠そう、私は小学生の頃 鉄棒がだいすきだったのだ。
鉄棒をからだで挟むようにして膝の裏で手を組み、腕を鉄棒に押し当てて腕の力と振り切った足の力だけで回り続ける『だるま回り』という技を気がおかしくなるほどしたせいで、虐待にあっているかのような痣が腕にびっしりできてしまったことがある。
だるま回りが気になる方はこちら→https://youtu.be/SlM8hDcZ_wQ
(だるま回りはさすがにもうできないけど、軽く前回りくらいでいいだろう)
鉄棒をぎゅっと握り、腕をのばして鉄棒の上に上半身をあげる。
そーれ、グルン!
と軽めに回ったつもりだった。
頭がぐわんぐわんと揺れて、まさかのめまい。
それもそのはず、私はいつの間にか【三半規管 激弱おばさん】になってしまっていたのだ。
しかも、体重も激重だ。
平気な顔して子どもの前でへらへらしてみたけれど、半分くらい身の危険を感じたほどだった。
痣を作りながら無心で回り続けたあのときは、なんだったのだろう。
世界がひっくり返ったように、わたしの頭はぐわんと回った。
おとなしく抱っこ紐つけておこう笑