あづいーーーー
寝苦しい夜がやってきました。
湿度が高くて肌がペトペトする感じ。
あぁ不快。
ただでさえ薄いわたしの前髪が
しっとりとしたおでこに張り付いて
見てられない状態です。
全国的にだんだんと梅雨模様になってきました。
雨がたくさん降って被害がでているところもあるので心配です。
雨。
厄介者に思われるけれど
生きていく上で大事なもの。
くにまるジャパン月曜日のコメンテーター河合薫さんは、ストレスのお話をするときによく雨に例えてくれます。
ストレスの雨が降るとき
傘を差すのもよし、
濡れないように避難するもよし、
誰かの傘に入れてもらうのもよし、
うまく付き合っていくべし。
本当の「雨」もそうなんじゃないかなぁと思う今日この頃です。
さすがに未曾有の雨や天災となると簡単な話ではないですが、対策をとったり、備えたりして。
普段の雨には、愛でるくらいの余裕があると、自分が成長していけるような気持ちになります。
先日、そんな【雨】を感じるイベントに参加してきました。
「雨十色 〜あめといろ〜」@無垢里
「雨」を切り口とした、書と硝子と和菓子のコラボレーション展。
「雨十時(あめといろ)」@無垢里書・国分佳代 × 硝子・波多野裕子の展示に、彗星菓子手製所の「雨」をテーマにした和菓子のコース。外はぴーかんなのに、部屋の中はしとしと甘い雨が降ってた。
彗星菓子手製所が
和菓子に、書と硝子の世界観を閉じ込めます。
わたしの備忘録に、と写真を撮りました。
それぞれの「名前」と言葉の解説、お菓子の説明です。
【甘雨〜かんう〜】程よいときに降り、草木を潤し育てる雨。ハスの葉の上の雫のよう。ほのかな甘さの錦玉羹。
【雨奇晴好 〜うきせいこう〜】雨の時も晴れの時も、それぞれに景色が素晴らしいってこと。ずんだ餡の山に、透明な雨が降る。
【雨余香 〜うよかんばし〜】雨上がりの木々の美しく香る様は、新たなものを産みだす可能性を秘める。タピオカと葛寄せでプルプルもちもちしていて、中にはランブータン(ライチ)がシャキシャキしていい香り。
【白雨 〜はくう〜】夕立。にわか雨。パリパリさくさくとする食感は夕立そのもの。出来立ての琥珀糖は表面の砂糖が薄くて面白い食感。プラムの味がほのかに。
和菓子に閉じ込められた、いわば「雨の箱庭」をパクッとおいしくいただいてきました。
心がしっとり潤って、
私はしっとり汗をかく。