年末は、シマウマで弾丸帰省しました。
2018年どうもお世話になりました。
あけまして
おめでとうございます
2019年は、驀進(ばくしん)なり!ぱおおん
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
元日からFM NACK5のニュース勤務です。
『あたしゃ、』とくれば、
思い出すのは「浅香光代」か「ちびまる子」だろう。少なくとも私の頭に思い浮かぶのはこの二択しかない。
昨日、漫画「ちびまる子ちゃん」の最終巻 17巻を買った。
私の中では、アニメよりも漫画の方が思い出深い。
なぜかその昔、父親から「ちびまる子ちゃん」の漫画を譲り受け読んでいたからだ。
山口百恵を知ったのも、ちびまる子。
西城秀樹を知ったのも、ちびまる子。
山本リンダを知ったのも、ちびまる子。
しゃもじを持って♪ウララウララ〜〜と歌うまるちゃんのイラストは、忘れられない。
恥ずかしくなってしまいそうな日常の失敗を笑いに変え、ときにホロリと泣けるキラキラとした思い出が詰まった漫画。
久々にその世界に浸ったら、なつかしーい昭和の香りがした。愛おしいね。
年末帰省したら、まず
本棚にある「ちびまる子」を読もう。
今年逝ってしまったさくらももこさんを想いながら。
『あたしゃ、あんたが懐かしいよ。まるちゃん』
2018の締めくくりライブでした。
《加納有沙×永田ジョージ Stay Tuned! Autumn LIVE》
ジョージとライブを始めて、もう3年くらいになりますかね。
毎回新しい楽しさがあって、とても刺激的です。
ショートショット作家 田丸雅智さん書下ろしの作品を朗読し
ジョージが即興ピアノを奏でる『朗読即興ピアノ』も
ありがたいことに、結構続いています。
今回は、「月釜飯」「人生免許」でした。
秋を感じられるお話と、シニカルなお話でした。
短く不思議な世界に惹き込まれる…
映像が見えてきて 私自身も楽しい時間です。
音楽の方は、
なぜかジョージが突如「次の曲は、大人の女性バージョンで」と
曲の主人公の設定を先に決めて始めるスタイルを始めました。笑
歌い方で変わるのはもちろんですが
「アレンジ」って面白いですね~~
髪型や化粧を変えるように、ガラッと違う顔を見せてくれます。
いつもどんな方向に飛んでいくかわからないから
ライブって面白い。
次回は、来年2月に吉祥寺StringsLIVEです。
【セットリスト】
1st
Autumn in NY
Fotografia
California Dreamin
朗読「月釜飯」
枯葉
So far away
When October Goes
2nd
朗読「人生免許」
恋の予感(玉置浩二)
空と君のあいだに(中島みゆき)
Little girl blue
A house is not a home
The Kiss (Judee Sill)
As time goes by
enc
いのちの歌(竹内まりや)
それはどんよりとした雲に覆われた日。
私は大宮へ向かう電車に乗っていた。
湿度が高く、車内をジトッとさせている。
上がらないテンションを紛らすように、私はiPhoneをカバンから取り出す。MUSICのアイコンをタップすると、私の見知ったジャケットの曲が並んでいる。
(こんな天気の日は、アレにするかな)
そう、なんの前触れもなく、ふと聴きたくなったのだ。アレを。
幾重にも重なるハーモニー。
靄がかかったように湿り気を帯びていて
その霧がかった向こう側に
煌めく広大な自然が見えるような…
しかし、いくら調べても、
私のライブラリー内ではヒットしない。
なんていうグループ名だっけなぁ…
芝生に何人かが座っているようなジャケットだったんだけど。
カバーアルバムなんだけど、なんの曲をカバーしてたんだっけな、、、
How deep is your love 、、じゃないしなぁ。
……そうだ!
私ははるか昔に投稿した自分の記憶を頼りに、Instagramを遡った。
あった!そう!このジャケット!!これ!
The Singers Unlimited「The Complete a Capella Sessions」
https://itunes.apple.com/jp/album/the-complete-a-capella-sessions/804042621
あれは何年前だろうか。
渋谷の奥の方にあるワインバー、Bar Bossaに行った時だ。
Bar Bossaのオーナー林伸次さんは、文化放送の音楽コーナーにサブレギュラーとして出演してくださっていて、ボサノヴァの話なんかをよくしてくれていた。
ボサノヴァを歌う練習をしていた私は、いつも林さんの話を興味深く聞いていたのだった。
林さんのお店に行ってみよう!
渋谷のバーに行くなんてとても勇気のいることだったけど、一度行ってしまえば、その不安は跡形もなくなる。
林さんはおしぼりを渡してくれながら、少し笑って「今日もお綺麗ですね」と言ってくれる。褒められ慣れていない私は『またまた~~!林さん、なんにもあげないですよ~』なんてちゃかしていたが、日頃ラジオでいじられ役が多い私にとって、それはなんだか新鮮な感じであった。林さんは褒め上手なのだ。
その日は、たしか、すっきりとした美味しい白ワインを出してもらって、飲んでいた記憶がある。
「あ、今かかってるこの曲!Both Sides, Nowですよね?誰が歌ってるバージョンですか?」
そう私が言うと、店を一人で切り盛りしている林さんはカウンター内で忙しく注文を受けていたけれど、かけていたレコードのジャケットを私の目の前に置いてくれた。
『ザ シンガーズ アンリミテッドですよ』
当時、私は自分のライブでこのBoth Sides, Nowを歌うために練習していたのだ。
Joni Mitchellの名曲。
でも、それとは全く違う雰囲気をもっていたあの曲。白ワインでほろ酔いの私の頭の中と、バーの中でずっと響いていたのだった。
林さんに許可をもらい、
忘れないようにそのジャケットをスマホで写真におさめ、無事帰路に着いた。
その後、すぐにiTunesでアルバムを買ったのだが…月日は3、4年ほど流れ…
せっかく教えてもらったのに
肝心のアーティスト名と曲名を忘れていた私。
彼らが醸し出す雰囲気とジャケットだけを記憶していたという、なんともお粗末な結果(笑)
それでも、
歌、曲が持つ匂いがしっかり脳内に焼き付いていたのは、なんだかとっても嬉しい。
ザ シンガーズ アンリミテッドのBoth Sides, Nowから始まるあのアルバムを聴きながら、どんよりと曇った空と共に うとうと大宮へやってきたのだった。
ある日、SNSで林さんから突然連絡が来て
新しい本を出されたことを知った。
「恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる」
バーを舞台に お客さんがつい、自らの恋を語る、短編恋愛小説だ。
手に取り、さっそく読み始める。
そこには 音楽とお酒と恋が ひとつのお話を奏でるように存在していた。
バーカウンターの中にいる林さんを想像しながら、お客さんとのやりとりを読み進めるとなんだかニタッと笑いたくなる。
林さんはとってもチャーミングなのだ。
本の中に登場する 名曲とマスターが作ってくれるお酒は、ターンテーブルにレコードを乗せるように すっと 恋を語らせる。
私があの日教えてもらった
ザシンガーズアンリミテッドも
出てくる かも しれない(是非読んでみてほしい →https://www.gentosha.co.jp/book/b11788.html
本を読んで、すっかり 気分はバーカウンターの私は…
Everytime we say goodbyeが歌いたくなり、Bar Bossaで林さんが出してくれるとびきりのお酒が飲みたくなった。
Bar Bossaで
また新しい音楽とお酒と物語に出会いたい。
久々、止まった時間が動き出した気がした。
先日、ラジオ局でニュース勤務をしていたら、大学生のアルバイトちゃんが「加納さん、食べます?」とマシュマロの袋をこちらに向けてくれた。
スーパーのお菓子売り場でも端っこの方にありそうな、シンプルな袋に入った、角のない長方形の真っ白いマシュマロだ。
『ありがとう!マシュマロ、久しぶりに食べるわぁ~』
中高生の時、田舎にある女子校まで学園バス通学していた私は、こっそりお菓子をバッグに忍ばせて、帰りのバスで友達とよく食べた。
積極的には登場しないが、友達の誰かが持ってきていたイメージのあるマシュマロ。それをみんなで回しながら、もぐもぐ。漫画を読みながら、おしゃべりしながら、もぐもぐ。
私にとってそれは、懐かしい味なのだ。
久しぶりに口にしたマシュマロは、しゅわしゅわと口の中で甘みが溶けて、不思議な弾みを保ちながら、口の中でちぎれた。
ひとつで充分な 甘さと若さ。
はるか昔、小学生の時、
ホワイトデーにマシュマロが返ってくると「ごめんなさい」の意味があるらしいよ。
と友達が言っていたことがあった。
奥手の集まりだった私たちの代は、バレンタインデーにチョコを渡して告白するなんていう強者女子は皆無だったので、お返しがマシュマロであろうとキャンディーであろうと、そんな話は我々には全く関係ないことであった。
それでもこっそりチョコを好きな人に渡していた子もいたのかもしれない。(私は毎年、父と弟にしかあげていなかったが。笑)
ホワイトデーにもらうマシュマロはどんな味だろうか。
一刻も早く、しゅわしゅわと溶けてしまえ!といった感じだろうか。
それでも、口の中で呑気に跳ねるマシュマロに罪はないのにと、思ってしまう。
(さて、次の時間は、どのニュースを伝えよう…)
大人のしがらみが渦巻く、淀んだニュースを前に、大人になった私の口の中で、マシュマロは 軽やかにちぎれた。
あなたにとって「秋」を感じるときって、どんな時ですか。
うろこ雲を見つけた時
虫の音が聞こえた時
スーパーに梨や栗、ぶどうが並びだした時
涼しい風が吹き抜けた時
人それぞれ、いろいろあると思います。
基本的に「食」から季節を感じたい加納は、
秋といえば
「栗きんとん(すや)」
そして、モロゾフの「パンプキンプリン」なのです。
プリン一つで幸せになれてしまうなんてお手軽な女ですが、
美味しいんです。モロゾフの「パンプキンプリン」
こちらが私に秋を告げる、モロゾフのかぼちゃプリン様。#大好きすぎて #目がない
仕事を終えた帰り道。ルンルンなのは、モロゾフのパンプキンプリンを手にしているから〜〜♪
— 加納有沙 (@alissa_kano) 2018年9月24日
どう思います?このウキウキした三十路。
このプリンは秋限定の商品で、ハロウィーンの終わりが「パンプキンプリン販売終了の合図」と私の中では認識されているのですが…
ペーストのような何とも言えない口当たり、えびすかぼちゃのこっくりとした味わい、ほのかに抜けるシナモンの香り……秋だなぁ~~~
プリンのキャップが、かぼちゃ風なのもとってもチャーミングだし、昔から変わらなくて、見た瞬間に嬉しくなるポイントです。
「秋といえばこれだよね~」と、母とこっそり食べていた記憶があります。
たくさんじゃなくていい。
ワンシーズンに一度食べれば十分です。
でも、食べないとムズムズするからおもしろいもんですね。
もうひとつ挙げていた「栗きんとん」は
岐阜の中津川で有名な「すや」というお店のもの。
お節に入っている栗きんとんではなく、栗ペーストを茶巾絞りしたお菓子。
緑茶によく合うんです。
この時期に実家(愛知)へ帰省できると、食べられたりしますが、
デパ地下での販売はすぐ売り切れてしまう人気ぶりなので、東海エリアに住んでいてもなかなかありつけないお菓子です。
「すや」の栗きんとんが好きすぎて....包み紙をブックカバーにした私。
ああ、サンマもいいし、さつま芋もいい……
秋は食べ物がおいしすぎて、、、それはそれは忙しいのです(笑)
ちなみに、、、
たまたま今日まで販売(連休3日間限定)のモロゾフ「お月見プリン」にも出会ってしまったので…
今宵、私は夜空を見上げずに、お月見しました。
ご馳走様でした。
いつぞや絵付けをした皿が
焼きあがって我が家に届いた。
「あぁ、そんなこともしたなぁ」
とタイムカプセルを開けるようで嬉しい。
といっても、1ヶ月半くらいしか経っていないのだが(笑)
それだけ日々いろいろなことが起き、
目まぐるしく時が過ぎている証拠でもある。
完成品はコチラ。
四角い白皿に
青とみどりで 泡をたたせた 『泡皿』
お皿の上から物語がはじまり
どこへ向かうか ゆらゆらと立ち上がる泡
小さな気泡でも
しゅわしゅわ ぶくぶく と出し続けていきたい。
∞
旬のフルーツを乗せるもよし
アクセサリーを置くもよし
いろんな使い方ができそうだけど、
そんなことより 今わたしは
とにかく 芋きんつば が食べたい。