なんでもありっさブログ

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不意打ちに殴られたらあなたはどうする?

以前、電車に乗って帰宅していたとき


車内は混雑していて、私は座席に座る人たちの前に立ち、キュウキュウの思いをしていた。


目の前に座るオンナは

キリッとして眉がつり上がっている。



(あぁ。男社会に負けじと頑張っているのかなぁ)



私は呑気にそう思っていた。


そうしたら。


ある駅に到着すると、そのオンナは立ち上がり、満員の電車に「すみません」の一言もなしにむぎゅむぎゅと推し迫った。



(わ。こんな無理やりじゃ降りられないですよぉ)




そう思った瞬間。






彼女は



目の前のわたしに向かって



あからさまに



自分のバッグを頭から振り落とし、殴った。










 え?







なにいまの。。。







呆然と突っ立っているわたしの前で、私より年上のサラリーマンが『え!!!!』と私よりも先に叫ぶ。





私『なんか.......痛いですわ」


と頭を抑える私。


大丈夫ですか。と男性。






なんだろう。

この不意打ちの痛み。



見ず知らずのオンナに殴られたら衝撃。



たまーーーにシチュエーションは違えど


こんな痛みを感じるときは多々ある。




わたしが何したって言うのよ。




でも仕方がない。




そうでしか回らない世の中があるのかもしれない。



ゆるせないけど。



殴っていい人なんていないと思うけど。

またあの場所で

そのメッセージは「Hi Alissa」から始まった。



娘と私はたった今、映画を観たの。

それは『Hachiko』にまつわる本当のお話だったわ。


それで私、思い出したの。

いつもあなたと待ち合わせしていた犬の像を。


今、はっきりと理解したわ。

私たちが会う場所には、素晴らしいストーリーがあることを。

待ちきれない。またあそこへ戻って、あなたに会いたいわ。


今、ハチ公像が意味する本当のストーリーを理解した。本当に美しいストーリーなんだけどね、とっても悲しくって。わたし、泣いちゃったわ。




そんなメッセージだった。


そう、我々がいつも待ち合わせしていたのは渋谷のハチ公前だった。


たまたま新幹線で席が隣だったニュージーランド人の彼女。

会話が盛り上がり連絡先を交換した翌日、娘や息子に日本のお土産を買いたいのにどこに売っているかわからなくて困っているとメールが来た。


これも何かの縁かなと、我々はその日 渋谷で落ち合い買い物をした。


「ありがとうありがとう」と何度も涙を浮かべながら言う彼女は、たぶん日本にポツンと放り出されて孤独だったのだろう。私は「またね」と言って彼女と別れた。


それが彼女との出会い。


再会は突如、2年後に訪れた。

旦那を連れて日本に遊びに来ると彼女から連絡が来たのだ。私に旦那を是非会わせたいということで、渋谷の天ぷら屋でご飯を食べた。旦那は日の丸がついたTシャツを着て終始微笑んでいた。




何気なく待ち合わせては会っていた場所。

渋谷  ハチ公前。


"the statue of Dog at Shibuya"

といえば分かりやすいかなと思って、私が安易に選んだ場所。



次に彼女とあそこで会うときは

また違った気持ちで会えるはずだ。



片耳だけパタと折れた、主人を待ち続ける像の前で

わたしはニュージーランドの彼女を待ち続けるのだろう。


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29からの新看板。

1年を振り返るタイミングは、


大晦日、お正月、誕生日(1.21)


と、私の場合、12月末〜1月末までの間、断続的にやってきます。



総じて、

2016年(28歳の年)は 新しい出会いの多い年でした。


ラジオ・テレビ(メディア)の現場でお仕事をしてきたので、元々「人との出会い」は多いのですが


2016年はフリーランスで歩き始めた年だったので、今までにない流れの出会いが多くありました。


FM Nack5TOKYO FMKBCラジオ文化放送以外にもいろんなラジオ局で喋らせてもらったり

インターネットラジオPrimeSeatでJAZZの番組を担当させてもらえたり

テレビ埼玉に出演させてもらえたり


キュレーターとしてLiBz-LIFEで記事を書いたり、カスタム絵本のイラストを担当したり、ピアニスト 永田ジョージとのライブでショートショート作家 田丸雅智さんの作品を即興朗読したり、ボートレースの世界にどっぷり浸かったり…(^^)


知らないうちに いろんな【海】で泳がせてもらっています。ありがとうございます。とても楽しいです。





「趣味ってなんですか?」と聞かれることがありますが、正直 趣味なんてありません。


あえて言うなら、おもしろそうなものに首をつっこむこと、でしょうか。


たまに抜けなくなることもありますし、的外れなところに出ちゃうこともあります。


でも、だいたい、自分にない世界には キラキラした刺激がたくさんあって、本当に飽きません。


快く迎え入れてくれる方々がいるからこそですけどね。





せっかくいろんな世界に関わらせていただいているので


今年も わたしなりに 発信していけたらと思っています。



そんな気持ちを お友達のTO2KAKU(http://to2kaku.com/のおふたりが、やさしく汲み取って 形にしてくれました。本当にステキ。ありがとうございました。



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これが、29歳 加納有沙の新看板。


発信する力は微力かもしれないけれど

電波塔のように。


あの時の。

あれは私が大学生だったころ。

当時、外苑前にあったアナウンススクール「アスク」に通っていました。(現在は六本木)


仲間と切磋琢磨しながら、しゃべりの基礎勉強や就活対策をとる日々。


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ある日、先生が言いました。

『今日の授業は、外にでます!』


【スクールの周りをそれぞれ見て回り、そこから中継リポートを入れる】と想定した授業。


リポーターとカメラマン(ハンディのビデオをまわし録画)、ふたりひと組になって撮影し、あとで教室でその映像を確認します。



外苑前駅前 大通りの交通量をリポートした人

公園にある大きな桜の木を描写した人

駅からアナウンススクールまでの道のりを紹介した人



「これぞ!アナウンサー!!」といったリポートを同期がしているのを見て、すっかり感心した私。


使える中継リポートってこういうことか。

他人事の様に思っていました。



そんな私がどういうリポートをしたかというと、、、



『今日未明、外苑前駅からアナウンススクールへ向かう歩道に「なにやら怪しげなもの」が落ちているのが見つかりました。ご覧ください。こちらです!!』


歩道にしゃがむ。


側溝の方に手をむける。


『これはいったいなんでしょうか!?』

『歯型と思しき物体。にんげんの物でしょうか?この大きさ、形からすると動物のものではなさそうです。』

『……とすると「入れ歯」でしょうか。それにしては、半透明でスケスケです』



たしか、こんなリポートをしたはずでした。




あれから、8年。


私もすっかり大きく横に(?)成長し、三十路近くになってしまいましたが、あの時リポートしたモノと【そっくりなモノ】を はめて寝るようになりました。



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そう。あれは「マウスピース」でした。


マウスピースを 道端に裸のまま落とすこともあるんですね。

皆さん、マウスピースの落し物にご注意を。



マウスピースって、ブラジャーをつけたまま寝るようなかんじで なんだかムズムズするもんですよ。



柿ピーとご飯を一緒に炊いたら、どうなるか知っていますか。

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こうして、

炊飯ジャーのスイッチをポンと押すだけ。




すると どうだろう。




【ぬれ煎餅】みたいになるではないか!!


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べとーーーーーっ。


柿の種って、加熱するとくっつくんだなぁ。


メガネを外して裸眼でみたら、「あれ?おこげかな?」みたいな色だ。




ついこの間、facebookのタイムラインに「柿ピーご飯の作り方」動画が流れてきて、ふとやってみたくなってわざわざ柿ピーを買いに行った。


炊ける時間がもどかしく、気づいたら柿ピー ひと袋を食べてしまっていたので、結果的に このご飯と合わせて2袋も食べてしまうことになるわけだが。それはもう仕方がない。


柿ピーとご飯、えのきと生姜の千切りを一緒に炊き、最後に小葱と混ぜ合わせれば完成。



意外と見栄えはいいんでないかい?

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食べて びっくり!






驚くほど 塩気がなかったよ。


それもそのはず、料理酒しかいれなかったからね、わたし。

(ダシを入れ忘れちゃったよ!)

調味料はだいじだなぁ


『上手くいってたら 絶対に美味しいあじだったよ』と、誰を慰めるでもなく、自分を慰める。


#柿ピーご飯 は #おこわ風 


たとえる技術。

法要中の和尚さんの頭にハエが止まった時みたいに、ニタニタしながら読んだ。


せきしろさんの書く「たとえる技術」

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とってもおもしろかった。

まさに、1行物語だなぁ。


『たとえる技術』は

想像の世界への入り口だ。



以前、文化放送「キニナル」で一緒に番組を担当していたディレクターの青柳さん。


いつだったか彼女が、歌をうたう私に言ってくれたことがあった。


『かのーちゃんの歌声はさぁ、

引き払う前、何も無くなった部屋で西陽の差し込むカーテンのない窓から、もう見飽きた景色を見降ろして「いいことも、悪いこともあったけど、明日からまた頑張ろう」と思うときの声じゃん?』



なんだこの人、、、最高かよ!


だいすきだ。


そう思った瞬間だった。




一瞬のうちに、何かのワンシーンにぶっ飛べるような表現は痺れる。

写真。

こまめに撮るのは得意じゃないし


撮られるのも得意じゃないのだけど


あ。と思った時にシャッターを切ると



たまに、いい写真が撮れてるときがある。


今年こそ、良いカメラを買おうかな…

なんて思ったりするけど、



買っても外に持ち出さなそうだから、

私はずっとiPhoneのまま。


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#ガラス玉の中にいる地球

#スカイツリー


外、さむいなぁー