朝は子どもが目覚める時間に起き、だいたい決まった離乳食の時間に合わせてご飯を用意し、その隙間で洗濯やら散歩やら昼寝やらとこなしていると、あっという間に1日が終わる。
子どもに時間を割かれるのは仕方がないけれど、圧倒的に自分の時間がない。
「いや、ないのではなく作ればいいのでは?」
という方もいるだろうが、毎日ヘロヘロのバタンキューで元気がないのだからどうしようもない。
子どもを寝かしつけ終えてふと、
(あ、私はこのまま劣化していくんだろうな)
と思って寂しくなった。
劣化が嫌いなわけじゃあない。
シワが増えたり、白髪が増えたり、たるんだり、背が縮んだり
「おおいに構わん!」と思っている。
心配なのは、中身だ。
知識もない、経験もない、鍛錬もない
物事をじっくり考えることもない
自分がすべきことがわからない
こんなどうしようもない状態になるのではないだろうか。
おそろしい。とてもおそろしい。
いつか子育てが終わったら、私はこの世にいる意味がなくなってしまうではないか。それはいかん。
何か自分の軸になるものを
仕事以外のもので持たないと。
しゃべる仕事はもちろん自分の軸になり得るんだけれど、子育てに時間を取られてなかなか仕事ができなくなると、その軸は簡単に折れてしまうから。
自分を保てなくなってしまうから。
だから、仕事以外の何かを見つけよう。
音楽?歌?も、なんだかちょっと今は違う。
悲しいかな、最近全然からだのなかに音が流れなくなってしまったから。
よし。下手くそだけど「書く」にしよう。
何かちょっとずつでもいいから、書こう。
「今日はヘロヘロまではなってないな」って日に、何かを書こう。
つむいで つむいで かたちにしていこう。
軸となる文字が、私の中に走りますように。
獣医さんから「むっちりですね」と言われた我が家のネコ。